第19回関東甲信越板金工業組合協議会青年部研修会 |
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■主幹:関東甲信越板金工業組合協議会青年部 【感想】 近年にない多数の参加になった。内容が本来我々の基本となる「技術」と言う事だったからだろう。彫金の特化している部分は現実に部員の各事業所では関係が薄いと思うが、元の銅板を彫る・加工すると言う部分では共通している。社寺仏閣の鬼等がそれに当たる。今回、参加した部員の顔ぶれを見ると若い部員が多く見うけられた。銅板工事の減少にも関わらず興味を示すと言う事は、業界のそして青年部の安泰を意味する事ではないか。 分科会では、銅を扱うメーカー・商社に参加して頂き、お互いの考えを討議した。日頃使用しているメーカーの代表が参加したグループもあり、興味津々で有意義な分科会になったのではないか。発表会では、銅板工事の減少や施工単価の下落等厳しいし現状ではあるが、施工できるのは板金業者だけと言う事を大切にしていきたい・・・・・様な発表があった。参加して頂いた各メーカー・商社の方は皆様、参加して良かった・自分でも勉強になった等の発言がなされた。 手作りが意味のある事業所の鈴木講師、製品を売って業界に繁栄しているメーカー・商社、相反する項目で二日間の研修を終え、各部員はどの様な感想を持ったのだろう。鈴木講師の講演のなかで、銅工事の現状を悪くしたのは、今の板金屋と今のメーカー・商社だ! 技術を追求しないで既 製品に頼る板金屋、そしてそれを商売にしているメーカー・商社! この事が強く心に響いた。現状では難しい事であるが、技術に対する努力を今一度考えさせられた二日間だった。 ※ 参加者数 部員:124名 展示メーカー:8社 来賓:4名 協賛企業:33企業 |
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